ネットの波が今度はモバイルに来るだろうとは思っていても、
なかなか自分自身、モバイルを使うことが少なくて、、、正直サービスを考えても、
これが世間(若い人たち)に受け入れられるのだろうかってよく考えていた。
ネット業界にいる人たちがそうだろうなぁと思って頭の片隅にあることをこの本は上手に
整理してある。
でも、いくつかへぇって思うことがあったのでメモ。
ユーザー一人に対してどれだけの時間占有率をもてるかがビジネスの成功に直結している。
ユーザーをサイト内で迷わせる-それが、ケータイサイトを成功に導く一つの重要なノウハウであることは間違いない
仕事上、いくつもWEBサイトを作ってきたが、
PCではいかにユーザーにとって整理された情報を見せるかがコンテンツ自体のよさ、UIっていうところに関係してくる。要するに整理された分かりやすいサイトって言うのが、PCではよいとされている。今もそうだと思う。でも、この本に書かれているPCは複雑、迷わせるほうがそのサービスを長く使ってもらう重要なノウハウだと書いている。
この本を読んで改めて思ったのが、
最近、ニュースでもよく出ているプロフって言う中高生が使うプロフィールサービス。
最初、ものすごく整理されていない、分かりづらいサイトと一瞬思った。
だけど、内容を見ていると自分自身のことを写真つきでこと細かく書いており、
だんだん引き込まれていく。。なんだろう。
でも、あまりにも細かく書かれているので少し怖くなるような印象も持った。
中にはほぼ住所(番地の一番したの数字以外はすべて入力していたり)や高校名、何年何組とか。怖い。。
でも、中高生はモバイルで入力して、モバイルで見るといったインタフェースで使っているので、これが全世界のだれでもが見れる環境にあることは意識していない。
逆に意識していたら、書けないよ。(書くのかなぁ?)
また、プロフの項目が人それぞれで変更できるようになっている。書いている内容もすべて自由記述でまったく違う書き方がされている。たとえば、女、オンナ、オンナ見たいな感じ(実際はもっとバリエーションがもっとある)。後々思ったのが、個人で自由に項目が選べるとか、項目の内容を自由記述にして言うということを考えるとすべての多様性に対応するための手段だったのかなぁとも考えられる。
プロフサービス最大手の前略プロフィールのビジネスモデルってどこにあるのかなぁともおもった。広告がページのヘッダとフッタに2つくらい。
しかも、広告の対象が自由にお金を使うことができない中高生なので、
その辺も難しいのかなぁ。
気になったのが、内容。
まったくチェックがされていない。
日本にサーバーがあれば、
法律に引っかかりそうな内容もあるように感じた。
いろいろ検討する点はあるけど、
でも、まぁ、これからのモバイルは彼らが主役なので、
どうすればつかってもらえるのかを「誰も知らなかったケータイ世代」を読みながらおさらいしてみたい。
誰も知らなかったケータイ世代
posted with amazlet on 07.09.02
市川 茂浩
東洋経済新報社 (2007/07/13)
売り上げランキング: 2882
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