初めての中国。予想通りの中国と予想外の中国があり楽しかった。
旅行は
18日北京空港に夜着
19日北京市内観光、故宮博物院(天安門~午門~太和門~中和殿~保和殿~清いん堂休憩~九龍壁~珍宝館~神武門)、万里の長城、夜行電車で上海へ
20日上海着後、蘇州へ。拙政園、寒山寺、七里山塘、虎丘、中国雑技団鑑賞
21日豫園、豫園商場、外灘、リニアモーターカーにて浦東空港、22時ごろ着
というようなスケジュール。
天安門広場
テレビでは見たことのある天安門広場。
だだっ広い広場。1周すると30分以上はかかるらしい。
毛沢東の写真が飾られていて、まだ、社会主義色が残っている。
午門
映画ラストエンペラーのワンシーンで登場する門。
映画では兵隊が幼い溥儀にひれ伏すシーンで覚えている。迫力すごい。。
万里の長城
残念、、、霧で長城が一望できなかった。。
でも、すごい。感動した。
あれを2500年前の人間が作ったとは思えない。。
夜行電車
北京から上海まで夜行の寝台車で行った。
すごく快適。インドの寝台車にのったことあるけど、あれとは比べられないくらいいい列車だった。
(トイレも水洗でした。。インドは線路の上にそのまま落とす)
列車の揺れ、音もほとんどなく快適。あれなら、移動が苦にならない。
中国雑技団
テレビで見たままだった。でも、生で見ると迫力があり、面白かった。
会場に入る前に偽ルイビトンを売る人がたくさんいた。
外灘(英語名:Bund(バンド))
上海の夜景スポット。東京でいうお台場みたいな感じ。
古い中国と新しい中国と呼ばれ、かつてイギリス占領かにあったときの建物と近代的な建物の狭間にある。疎開時代に立てられた建物はほんとに優雅でヨーロッパにいるような感じにある。また、ライトアップでよりきれいに見える。。
浦東国際空港
上海にある市外より40キロ離れた国際空港。
そこまではリニアモーターカーで行く。
時速430キロ。40キロ離れていても、約7分で到着。
実際はもっと早いような気がした。乗り心地も快適でよかった。
こういう乗り物が整備されているところを見ると東京よりも進んでいるところはあると感じる。
ただ、空港の中のカフェでアイスコーヒーとアイスクリームを食べ、会計が日本円で1800円くらい。驚いた。空港は基本的に割高だけど、羽田、成田でもこんな店ないと思う。
ご飯
ご飯はツアーで行ったこともあると思うけど、期待はずれ。
毎昼、毎晩ほとんど変わらず。中華のコース料理。
チャーハン、酢豚、チンジャオロースー、肉マン、野菜炒め・・・。
上海では上海蟹をコースとは別に注文したが、小さすぎてほとんど食べるところなし。。
こんなもんなのかはわからないけど、がっかりだった。
あと、基本的に食器類はどこの店に行っても汚かった。。
できれば、おいしいシュウマイ、餃子、ラーメンとか現地の味の食べ物が食べたかった。。
物価
やっぱり、ツアーで行くので観光客向けの場所では高い。。中国の平均的な月収が日本円で2万円~4万円程度ということで行けば、馬鹿高い。日本円に直すと、450円~800円のビールとかだと、
日本人の感覚だと、20万円の給料をもらっている場合、4500円~8000円のビールということになる。。。日本に来ている中国人に同じ金額で提供したら、なんと思うんだろう。。。
そのときのレートは1元:15円
ホテルのビール(地ビールの青島ビール)・・・30元~55元(450円~820円)
中国人
中国人は日本でもよく見るんだけど、やっぱり同じ感じだった。あまりポジティブな印象派もてなかった。。。うるさい、接客がよくない、割り込む・・・。
上海に行ってみて思ったけど、国の発展に国民のモラルがまだ追いつけていない気がする。
国の発展は世界でも目を見張るスピードで発展していてすばらしいと思う。でも、そのスピードに13億の国民が追いつけていない。子供に大人の靴をはかせているような感じ。ぜんぜん似合っていない。多くの人が道につばをはくような国民性がまだ残っている。
ごく一部の人間が先走って中国を発展させようとしているようにしか見えない。ガイドから聞いた話だと、中国の郊外(北京、上海などの大都市以外)ではほとんどの中国国民は貧しい暮らしをしているとのこと。日本も戦後、高度成長を経て現在に至るが、中国も同じような道筋で着ていると思う。が、日本の場合は日本国内で局所化した発展というよりは国民全体で日本を押し上げてきたのではないかと思う。中国ではごく一部の人間によるごく一部の土地の発展にしか見えない。それでは今後、ますます貧富の差は広がっていくに違いない。発展のスピードが異常に速すぎるのではないかと思う。上海の町並みを見ていると若干、バブル感のような感じも受ける。一国の中でバブルとそうではない地域が生まれると国への不信感が募り、よりよい中国になれない気がした。もっと落ち着いてゆっくり、着実に13億人が力をあわせるとよい国になるのにと思った。(中国の建物や遺産を見ると今まではゆっくり力をあわせてきたということが見て取れる)
なんか、最後の方でネガティブなことを書いているけど、これは中国が嫌いということではなく感じたこと。旅行はよかった。また、しばらくして、機会があればいってみたいと思った。
良いところでした。
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